Case Study

Line case study in Japanese

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 人とのコミュニケーションが電話から携帯電話、メールへと変化する流れの 中で、昨今では新しいコミュニケーションが主流となっている。それはメッセー ジを利用したコミュニケーションだ。  現在、プライベートだけではなくビジネスやパブリックにおいてもメッセージ によるコミュニケーションが浸透している。国内でその変化の起爆剤となった のが LINE だ。 LINE のメッセンジャーは瞬く間に普及し、国内ではコミュニ ケーションツールの主役の座を守り続けている。  もはや国内のコミュニケーションインフラになっている LINE のメッセン ジャーをはじめ、さまざまなサービスを支えているのが数万ノード規模を誇る 同社のデータセンターである。  同社のデータセンターは地理的に分離した複数の拠点で運用されており、 データセンター内のサーバー間通信トラフィックは Tbps 級の膨大なトラ フィックが行き交っている。  このデータセンターで運用されているサービスプラットフォームはユーザー 数の増加やサービスメニューの拡大などを見据えて、これまで先手を打つ形で 増強が繰り返されてきた。  同社でサービスプラットフォームの運用管理を担当する LINE 株式会社 IT サー ビスセンター インフラプラットフォーム室 Verda2 チーム 水野浩太郎氏は「サービスの拡大やユーザーの快適な 利用環境の維持・向上のためにサーバーやネットワーク 機器のパフォーマンスアップを繰り返してきました。し かし L2 ネットワークで構築されたデータセンター内の ネットワークはシステムの規模が大きくなるに従って運 用の負荷も大きくなっており、このままの L 2ネットワー ク環境でシステムの増強を続けるのは困難でした」と、 データセンター内で運用する既存ネットワークの課題 について説明する。   L2 ネットワークで構築されたデータセンター内の既存ネットワークはシス テム規模の拡大に伴って VLAN の数が増加し、構成が複雑化し続けており運 用が難しくなっていた。さらに BUM トラフィック問題も課題だった。 VLAN の 複雑化に伴い宛先不明フレームの処理が漏れてしまい、不必要なトラフィック が増加してネットワークのトラフィックの効率が悪化していた。  さらにネットワークのパフォーマンスも悪化していたという。同社 IT サービス データセンター規模拡大に伴い運用の負荷が増大 L3 ネットワークのへの移行と Cumulus Linux による自動化で解消 世界各国でコミュニケーションアプリ「 LINE 」を提供し、日本、台湾、タイ、インドネシアの主 要 4 カ国で 1 億 6,500 万人の月間アクティブユーザー数を持つ LINE が、顧客基盤やサービスの 拡大を背景にデータセンターの規模の拡大と運用負荷の削減を目指してデータセンター内ネッ トワークの刷新に取り組んでいる。同社の新しいネットワークの要となるプラットフォームとし て選ばれたのが、 Cumulus Networks の Cumulus Linux と、それに対応した 100Gbps のホワイトボックススイッチだった。 住 所:〒 160-0022 東京都新宿区新宿四丁目 1 番 6 号 JR 新宿ミライナタワー 23 階 LINE 株式会社 様 Cumulus ® Linux ® 従来型 L2 ネットワークが データセンター増強の足かせに L2 ネットワークの帯域と性能が ボトルネックに Cumulus Linux 導入事例 LINE 株式会社は、コミュニケーションアプリ 「 LINE 」を機軸として、コミュニケーション・コン テンツ・エンターテイメントなどモバイルに特 化した各種サービスの開発・運営・広告事業に 加え、 Fintech 事業、 AI 事業を展開しています。 ミッションに「 CLOSING THE DISTANCE 」 を掲げ、世界中の人と人、人と情報・サービスと の距離を縮めることを目指しています。 Corporate Data https://linecorp.com/ 設 立: 社 員 数: 2000 年 9 月 4 日 ( 2013 年 4 月 1 日 NHN Japan 株式会社より商号変更) 1,938 名( LINE 株式会社単体、 2018 年 10 月末時点) LINE 株式会社 IT サービスセンター インフラプラットフォーム室 Verda2 チーム 水野 浩太郎氏

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