Data campaign

The data-informed institution JP

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コンテンツ概要 › デジタル変革のために教育 機関はどのようにデータを 活用するべきか › データのミッションとビジネ スにおける価値 › データ、アダプタビリティ、 アジリティ › データのアジリティ › データをどのように使用す れば私たちの組織にアダプ タビリティをもたらすことが できるのでしょうか? › 最後に › 著者について データ、アダプタビリティ、アジリティ データの価値はデータ自体のものだけではなく、ミッション結果を生み出すために導 入したデータ分析ツールやプロセスによっても作り出されます。急速な変化や不明確 な混乱ともいえる複雑さに満ちた現在のデジタル世界においては、業界を問わずす べての組織がアジリティを保ちつつ柔軟な状況対応を行うことが必要です。それには データの活用が必要不可欠なのです。アジリティは変化と混乱をチャンスに変えるも のです。公共機関及び民間機企業は、IT機能のすばやい提供でさらに革新し、デジタ ル時代への対応を学んでいます。そして、そのIT機能は反復を通じてさらに進化と改 善を重ねています。 ここ数年で、アジャイルソフトウェア開発、DevOps、リーンソフトウェア開発などのIT 提供プロセスにアジリティ構築技術が広がってきました。クラウドはソフトウェアとハー ドウェアの両方で、IT機能提供の高速化のために使用されています。チームベースの 組織構造でもリソースの供給を可能としニーズの変化に応えることができるようにな りました。これらの開発によって企業のプロセスはさらにアジャイルになりました。 アジャイルプロセスはあくまでも一部であり、組織のデータ自体もアジャイルでなけ ればなりません 柔軟にデータを使用する能力は、それまで気付かなかった用途への利用を可能にし、 組織のアジリティを実現させます。アジリティのある組織と、単にフレームワークとトラ ッピングを採用しただけの組織では違いが生まれます。ビジネスとミッションがアジリ ティを得るにはデータにアジリティが必要です。データに精通し、またデータから情報 を得られる組織こそが両方のマスターとなります。 データのアジリティに焦点を当てたのは新しいことです。データが運用可能であれ ば、高度に構造化され、運用トランザクションを反映したデータベースに保管するこ とができます。私たちのツールは、トランザクション処理に強みを持つOracleやSQL Serverなどのリレーショナルデータベースシステムでした。データを使用して、登録や 入学などのトランザクションを実行し、コンプライアンスおよび運用レポートを作成し ました。 アジャイルプロセスはあくまでも一部であり、組織のデータ自体もアジャ イルでなければなりません。組織のデータは、予測できない事態や日々の 変化の中でもアクセスしやすくなければなりません。アクセスしやすく、意 味のあるデータでなければならないのです。またそして、教職員はデータ を扱うためのツールとスキルを持つ必要があります。 5

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