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セクション 1
はじめに
イベント駆動型アーキテクチャ (EDA) は、サービスコンポーネントを接続し、複雑なシステムが
通信できるようにするために設計されたアーキテクチャパターンです。イベント駆動型アーキテ
クチャは、次の 3 つの主要コンポーネントで構成されています。
1. イベントプロデューサー (例: Software as a Service (SaaS) アプリ、モバイルアプリ、e コマー
スサイト、POS)
2. イベントブローカー (イベントルーター、イベントストアなど)
3. イベントコンシューマー (データベース、マイクロサービス、SaaS アプリケーションなど)
イベントは、状態の変化 (注文、ユーザー作成) を示し、特定のセマンティクスを持つメッセージ
としてコンポーネント間で渡されます。プロデューサーはブローカーにイベントを公開します。
ブローカーは、プロデューサーとコンシューマーが非同期で通信できるようにすることで、プロ
デューサーとコンシューマーを相互に抽象化します。EDA はイベントを使用して、疎結合サービ
ス間の通信を調整します。
イベントソース
AWS のサービス
デフォルトイベントバス
カスタムイベントバス
SaaS イベントバス
カスタムイベント
SaaS アプリケーション
イベントターゲット
AWS Lambda
Amazon Kinesis
AWS Step Functions
Amazon API Gateway
他のアカウントのバス