©2023 IDC #US50243223 9
これらの事実を踏まえ、データをクラウドに移行しようとしている企業は、次のことを考慮する必要
がある。
▪ 企業のデータニーズを分析し、どのような種類のデータベースプラットフォーム構成が必要
かを判断する。
▪ 幅広い目的別データベース技術が必要な場合、さまざまなベンダーが提供する DBMSを採用
するのと、統合型の運用フレームワークを持つ単一のベンダーを採用するのとでは、コスト
と複雑さの面で違いがあることを考慮に入れる。
▪ 統合型の運用フレームワークを検討するに当たり、あるパブリッククラウドプラットフォー
ムプロバイダーに委ねようとする場合、そうしたフレームワークに関してそのクラウドプ
ラットフォームプロバイダーを支持することで得られる価値を評価する。
▪ パブリッククラウドプロバイダーが提供する統合型の運用フレームワークや、提供される
DBMSの幅を考えると、AWSの DBMSとそれを支えるプラットフォームは検討候補に挙が
るはずである。