Data campaign

The data-informed institution JP

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コンテンツ概要 › デジタル変革のために教育 機関はどのようにデータを 活用するべきか › データのミッションとビジネ スにおける価値 › データ、アダプタビリティ、 アジリティ › データのアジリティ › データをどのように使用す れば私たちの組織にアダプ タビリティをもたらすことが できるのでしょうか? › 最後に › 著者について データのアジリティ 組織がアジリティを得るには、社会的、教育的環境の予期せぬ変化に対応する体制の 整備と真新しいイノベーションを生み出す必要があります。それゆえ収集したデータ は、収集した時には私たちが思いもつかなかった方法で作業に取り入れ利用する必要 があります。 私たちの課題: • 学生情報、学習管理、登録、教室管理、調査データ、およびその他のITシステム等に 関する私たちのデータは、おそらくトランザクション型のリレーショナルデータ ベー スに保管されています。そして組織の他部署が利用できないようサイロ化されてい ます。 • 適切な分析ツールがなく、適切な人間が適切なタイミングで利用できない場合があ ります。 • 私たちのセキュリティとプライバシー用のモデルはアドホックであり、データを探索 に使用することを考えられなかったのでしょう。ほとんどの場合、可能な限りデータに アクセスできないようにすることでプライバシーを保護しています。 私たちの目標: • プライバシーと機密性のガードレールを条件として、データの可用性を最大化しま す。 • 情報サイロを解消することにより、組織全体の透明性を促進します。 • 最新かつ高度な分析を利用し、従来の計画にはなかった方法でデータを探索する適 切なツールを学部や教職員に提供します。 • 厳密かつ創造的にデータを解釈する専門知識を持っていることを常に確認していま す。 "Analytics without Limits: FINRA's Scalable and Secure Big Data Architecture" の中で金融業規制機構(FINRA, Financial Industry Regulatory Authority)の最高情報セキュリティ責任者(CISO, chief information security officer)であるJohn Brady氏は、好奇心から生まれるコストを下げたいと述べ、簡潔 にこれらの目標を掲げています。John Brady氏はデータから推論を引き出す時間や データを利用可能にした場合のリスクなど、最も広い意味でのコストについて言及し ています。FINRAのビジネスは、金融市場で毎日行われる370億やそれ以上のトラン ザクションを調査し、詐欺行為のパターンを探すことです。疑わしい行動を見つけるに は、アナリストの専門知識に頼る必要があります。不正のパターンが事前に把握して いるものであるとは限らないからです。彼らの仕事には好奇心が必要です:出現する パターンとその理由について探究心を持ってデータを調査することをアナリストに望 んでいます。IT組織の仕事は、その好奇心から生まれるコストと、アナリストが直感に 基づいて調査をする上で費やす労力を削減することです。 7 8. https://aws.amazon.com/blogs/publicsector/analytics-without-limits-finras-scalable-and-secure-big-data- architecture-part-1/

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